座布団の使い方

座布団は日本では様々な場面で使われている。

座布団の呼び名で、使い方が変わってくる。
控え座布団、座布団の舞、高座の座布団、笑点の重ね座布団、額座布団、木魚用座布団など様々である。

控え座布団は、大相撲で関取が土俵下に控えている際に使う座布団のことを指している。
幕内の力士は自分専用の座布団を持つことが認められており、座布団に自分の四股名が書かれている。 控え座布団を二つ折りにして座るのが相撲の伝統である。

座布団の舞は、大相撲で横綱が格下の力士に負けた時に行われるものである。
横綱が負けて、横綱への落胆と格下力士への称賛の意味を兼ねて、観客が土俵に向けて座布団を投げる行為。 座布団の舞は危険行為と見なされ、公には禁止されている。

高座の座布団は、落語で最も大切な舞台装置が、高座の真ん中にポツンと置かれた座布団のことである。
落語家が大きい仕草をしても安心して座っていられるように、一番大きい夫婦判が使われている。

額座布団、木魚用座布団は、本来の座布団の使い道とは異なった使い方をする。
額座布団は、額縁を額受の上に設置する際に使われる、三角形の座布団状の付属品である。

木魚用座布団は、木魚を置くために使用される座布団である。